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山口・九州旧車研究会電脳談話室

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[841-47] おじいさんのランプ ひらの 2012/12/22(土)15:10 修正時間切れ
以前、NCに「おじいさんのランプ」に関わる話を書いた事あります。

おじいさんは、苦労して築き上げたランプの時代は、電気によって終わると、自分の手持ちの大量のランプを森に吊るして、ひとつひとつを泣きながら石で叩き壊していくという、悲しい話です。

お話は、いつまでも古い価値観にしがみついていては駄目だ、という教訓で終わります。

しかし、僕は大変な疑問を抱きました。

果たしてその後、おじいさんはランプを全て壊した事で、幸せになったのだろうか?

僕にはそうは思えないんです。

鶴さんみたいな人だったら、「ええやん、ランプは確かにええのは認めるけれど電気で雰囲気出す事だって可能ですねん、」と、関西的合理主義で良いのかもしれません。
おじいさんが、鶴さんみたいな人だったら(笑)救われたでしょうね。

でも、そんな人だったら、わざわざ森にランプを灯して石で想いを込めて、割ったりしません。

どちらが、いい、悪い、ではない問題が横たわっている気がします。

合理主義から見れば、そんなのくだらないロマン主義よ、となり、ロマン派からしたらガサツな最悪な人たちは消えろ、となります。

言いたい事がよくわからなくなってきましたが、自分の故郷である浜松が、最悪の変貌をとげつつある、と書きました。

僕の思い出と、小さい頃から親しんできた日本三大砂丘のひとつである中田島大砂丘は、もはや時間の問題ですね。温暖化とダムの影響で、海岸侵食が進み間違いなく10年たたないうちに、大砂丘の姿は跡形もなく消え去る事になるでしょう。

街中も道路拡張などで、味もそっけもない、つまらない街に変わっています。

しかし、ひとつだけ救いがありました。

僕の産まれた龍禅寺町に昔からある巨大な松の存在でした。

一応、保存樹木に指定されて切られずに生き伸びているのですが、それはそれは見事な成長ぶりで、松の周りは駐車場でコンクリートだらけ、すぐ脇には10階だての巨大マンション。
松はマンションの7階を越える勢いの巨大さです。
周りの景色にはまったくそぐわず、同調もせず、我が道をいく感じで、周囲の環境にはモノともせず、ただ一本、巨大に成長していました。

この松の立派な姿には、ひどく勇気付けられました。

子供の頃は、ここまで大きくなかったし、それほど意識はしていませんでしたが、こんな周囲の状況になって、風景ともそぐわなくなってしまっているのに、実に堂々とそびえ立っていて、逆にその存在感を強調していました。

このぐらいタフでないと、駄目だ、と、その巨大な一本松に語りかけられてる気がしてなりませんでした。



[2018/11/21 09:36] 3QQQ BBS 管理人 postmaster
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